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タウン情報

2015年02月02日更新

木屋の首ぬけ像

江戸日本橋に「木屋」という打刃物を商う大きな商家がありました。そこの主人が商売で相模に来た帰り暗くなり、岩瀬の村に入って宿を探しましたが、ないので、やむなく、西念寺に一夜の宿を願いました。

その縁で、以後、木屋の主人と寺の住職は親しくなり、親交を重ねました。木屋の主人は、後世までも自分の姿を残すようにと、自分にそっくりな木像を彫らせました。また、顔色も同じに保つため、塗り替えの時には首が抜けるように作らせました。時が経ち、寺の住職も木屋の主人も鬼籍に入りました。
  
ある時、江戸の木屋からの使いが、木像の首を塗り替えるため、首を箱に入れ江戸まで持ち帰ることになりました。途中、日が暮れたので品川に宿をとりました。入浴の時、「大切なものだから、決して開けて見てはいけない」と言って箱を置いていきました。
「見るな」と言われたら、見たくなるのが人情です。女中は仲間を集め、行燈の傍で箱を開け、「キャーッ」と悲鳴を上げました。宿中、大騒ぎです。そこへ風呂から戻った男が首の付け根に手をやり、木彫りであることを証明しました。一件落着です。
  
後日、塗り直おした首は無事に寺の本堂に戻り、胴につながり祀られました。現在も、夫婦像として西念寺に安置されています。

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